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演出された「楽園」バリ島の光と影

バリ島関連の本を、まだまだ読み続けています。

「演出された「楽園」バリ島の光と影」
paradise created

こちらは、苦戦しましたー。
英語からの翻訳本、しかも著者が学者だったので、
内容は難しいし、読みづらかった・・・のですが!
オーストラリア人が、西洋人とインドネシア人向けに書いたものなので、
視点がちょっと違っていて、興味をそそられました。

芸術や宗教、文化からではなく、
歴史、政治、経済的観点から、バリ島のイメージが考察されています。

日本でも、すっかりおなじみの、
「バリ島=楽園」「バリ島=芸術芸能の島」「バリ島=神々の島」
「自然とともに生活する、素朴な人々」というキャッチフレーズは、
すでに1930年代の観光旅行パンフレットに登場していたんですね。

そしてその頃から、観光客や、長期滞在の外国人たちは、
「古き良きバリ」にたいして幻想をいだいていたなんて、今とまったく同じ。

バリ人もその点をよくわかっていて、
見たいと思うものを見せようとしてきた、というのも変わらない。

バリ島のテレビで、たぶんバリの県知事のような地位の人たちが、
観光産業について討論する番組を見たことがあるのですが、
「観光客はバリ島に何を望んでいるのか?」、
「バリ島の発展と観光の兼ね合い」「文化に対する影響」、
など話合っていた中で、今でも忘れられないフレーズがあります。

それは、「観光客が見たい水田は、家や店舗の裏にある」です。

「バリ島に来たけど、水田なんてどこにもない」と嘆く観光客がいる。
水田は今でもたくさんあるのに、通り沿いには、家や店が立ち並んでいて、
観光客が望む景色は、なくなってはいない、あるのに見えないだけ。
そういうことが他にもあるんじゃないか?と、言うのです。

いかに観光客を満足させるか、見たいものを見せる、
期待通り、話に聞いたとおり、に素晴らしいところだ、
という印象を与えるために、やはり、自然体ではなく、
意識的に心を砕いているんだなと確認できたからです。

そして、見せたい部分があるということは、
必ず見せたくない部分というのもあるわけで・・・。

外国人には見せたくない、短期の観光客にはもちろん、
長期暮らしている外国人にも、できれば知られたくないこと、
垣間見えることはあるだろうけど、
あえて、言いたくない、見せたくないものやこと・・・。

そういうことがあるだろうな、と思っていた頃、
バリ人の友人に「あなたはバリに長期滞在していて、いろんなことを知っているけれど、
あなたの知らないこともたくさんあって、わたしには、あえてあなたに言わないバリのことが、
いろいろあるんだよ」と言われたことがありました。

「そういうことがある」ことさえ隠しておけばいいのに、言っちゃうところが、
詰めが甘い・・・そして憎めないなぁ~と思ったのですが、
そこまで計算だったらすごいですね(笑)

この本を読んで、そんなことを思い出してしまいました~。


より深く、現実的にバリ島を知りたい方には、おすすめの本です。




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